補聴器外来 北九州市戸畑区の耳鼻咽喉科 一枝クリニック

一枝クリニック
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イラスト補聴器外来

なくてはならない自分にあった補聴器を手に入れ幸せになりましょう。

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1. 補聴器を使い始める目安

聞こえないと困ったときが補聴器の使い時
耳鼻科で行う聞こえの程度を表す平均聴力が40dB以上の人が補聴器を使用するとよいといわれています。補聴器も進化してきたため、聞き間違えが許されない方など生活スタイルに応じて軽度難聴の方も補聴器の適応になる場合があります。聞こえで困ったときが補聴器の使い時です。

■難聴の程度分類(日本聴覚医学会難聴対策委員会2014年)
程度分類 平均聴力(dB) 自覚 推奨の対応
正常 ~25未満    
軽度難聴 25以上~40未満 小さな声や騒音下での会話の聞き間違いや聞き取り困難を自覚する 会議などの聞き取り改善目的では、補聴器の適応となることもある
中等度難聴 40以上~70未満 普通の大きさの声での会話の聞き間違いや聞き取り困難を自覚する 補聴器のよい適応となる
高度難聴 70以上~90未満 非常に大きい声か補聴器を用いないと会話が聞こえない。しかし聞こえても聞き取りには限界がある 補聴器
重度難聴 90以上~ 補聴器でも聞き取れないことが多い 人工内耳の装用が考慮される

※参考文献:関谷芳正「よくわかる補聴器選び2021年度版」より

2. 聞こえの自己チェックリスト

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  • 会話をしているときに聞き返すことがよくある
  • 後ろから呼ばれても気が付かないことがある
  • 聞き間違えが多い
  • 遠くから来た車の接近に気が付かないことがある
  • 話し声が大きいといわれる
  • 集会などで会話が聞き取れない
  • 体温計の音やドアのチャイムの音が聞こえにくい
  • 相手の言ったことを推測で判断することがある
  • 家族にテレビの音量が大きいといわれることがある

※参考文献;小川郁「聞こえにくい」をほっとかないより改変

上記の項目に当てはまった方は難聴があり、補聴器が役に立つ可能性があります。
耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。

3. 当院で補聴器外来を受診するメリット

1.難聴の程度や原因が分かる

補聴器を使用する前に効果の予測や中耳炎などの治療すべき病気がないか分かります。

2.補聴器適合検査と調整ができる

言語聴覚士、補聴器技能者、耳鼻咽喉科医師が協力して特殊な機器を使用し補聴器の効果を見る検査を行い補聴器の調整を行います。

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3.補聴器を気軽に試せる

初めての方には補聴器を3か月程度貸し出しています。ただし、貸し出し後1-2週間毎に補聴器調整に来院していただき、検査、調整を行います。

4.補聴器購入後のサポート

定期的に耳のチェック、聴力検査、補聴器があっているかチェックができます。

4. 当院の補聴器外来の流れ

受診1回目

①聞こえのことでお困りがあれば耳鼻咽喉科一般外来を受診

②耳の病気がないかどうか確認
鼓膜の状態・耳垢の確認、鼓膜・外耳道に病気がないかの確認

③聞こえの検査、言葉の聞き取りの検査

④補聴器を使用して効果がありそうか判定

⑤補聴器の適応があり本人のご希望があれば補聴器外来を予約

受診2回目(補聴器外来1回目)

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補聴器装着時のイメージ

⑥補聴器の装用し、聞こえの検査、聞き取りの検査

⑦効果があれば補聴器を貸し出し

受診3回目以降(補聴器外来2回目以降)

⑧貸し出し後3か月間、1-2週間毎に来院し、状況確認、検査、補聴器調整を実施

補聴器貸し出し後3か月

⑨貸し出し後、補聴器装用の効果があり、ご希望があれば補聴器購入
※そのまま返却でもかまいません

補聴器購入後

⑩定期的に聴力検査、補聴器の出力の検査を行い調整していきます

このように当院では補聴器購入まで3 か月間、2週間毎来院していただき検査、補聴器調整を行います。この期間の補聴器調整は聴覚脳のリハビリ期間であり、なくてはならない補聴器になるために重要です。

5. 補聴器を使用するうえでのポイント

補聴器を常時装用する

難聴になると脳は刺激のない静かな状態に慣れてしまいます。補聴器常時装用することで難聴の脳が活性化された脳になります。最初はうるさくて耐える必要がありますが、脳が活性化されて慣れてきます。就寝時や入浴時以外は補聴器を使用しましょう。

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難聴の脳を変えるトレーニング期間は3か月間

補聴器を初めて使用してからの3 か月間はトレーニング期間です。1-2週間毎に受診して検査、補聴器の調整が必要です。

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6. 補聴器Q&A

補聴器を使用したいのですがどのように受診たらよいですか?
まず、一般耳鼻科外来を受診していただき、検査を行います。WEB にて予約をお取りください。
補聴器の価格は?
補聴器1台の値段は、基本価格帯が4万円から9万円、普及価格帯が10万円~19万円、高価格帯が20万円〜29万円、プレミアム価格帯が30万円以上です。
・聴力からどのくらいのものが必要か?
・どの程度の質のものを求めるか?
・予算はどの程度なのか?
など患者様のご要望に応じて機種を選定します。
認知症がありますが補聴器を使用することはできますか?
認知症の程度によりますが、検査が可能で、ご本人が補聴器を希望され、周囲の方と一緒に管理できれば補聴器を使用することができます。

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江島正義

一枝クリニック 院長 江島正義

所属学会 日本耳鼻咽喉科学会、日本鼻科学会
資格 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医、補聴器相談医