・咳は気道(空気の通り道)にある痰や異物を取り除いてくれます。
・気道が詰まったり、ばい菌が増えないように体に備わっている防御機能です。
・咳は防御機能であると同時に何らかの病気の「サイン」でもあります。
① コンコンという乾いた咳
② ゴホゴホという痰が絡んだ咳
③ ヒューヒュー、ゼーゼー 喘鳴
④ 犬の遠吠えのような重たい咳 クループ症候群
まずは家の加湿を行ってください。
本人がマスクをするのもよいです。
こまめに水分補給を行い、のどを潤すと幾分咳が楽になります。飲ませるときは、むせに注意して少量ずつ飲ませてください。
鼻水がのどの方に流れ込むと、その刺激で咳が出てしまいます。鼻水が出ているときは鼻水を吸い取るか、拭いてあげてください。
咳がひどい時は完全に横になるときついので、上体を起こすか、縦だきにしてあげると楽になります。
お腹が張ると苦しくなるので、ミルクや食事は少量ずつあげるとよいです。
ベネトリンもしくはメプチン吸入は3 時間以上あけると追加で吸入ができます。夜間などにせき込んで苦しそうなときは、追加で吸入してあげると楽になります。