下痢 北九州市戸畑区の小児科 一枝クリニック

一枝クリニック

イラスト下痢

下痢

下痢の原因は様々ありますが、細菌やウイルスなどの感染が原因です。それらを体の外に排出しようとして、腸の働きが活発になり水分を吸収せずためこむことによって水分の多い便が排泄されます。

下痢になると体の中の水分が失われ、長期間続くと脱水症状になりやすいので注意してください。

下痢を引き起こす原因

① 風邪
② ウイルス性胃腸炎(ノロウイルスやロタウイルス)
③ 細菌性胃腸炎(カンピロバクター菌やサルモネラ菌、病原性大腸菌)

このような時は早めに受診を

1.元気がなく、ぐったりしている
2.おしっこが出ない
3.水分がとれていない
4.目がくぼんでいる
5.口の中が乾燥している
6.下痢の回数が多い(1 日5 回以上)

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受診する際は便をスマホなどで写真を撮って、診察時にお見せください。

下痢がひどい時の対処法

①水分
水分は電解質が多い経口補水液がお勧めです。
②食事
食事は制限する必要はないですが、できるだけ消化のよいものを少量ずつ頻回に分けて食べさせましょう。
④ おふろ
下痢がひどく、元気がないときは中止し、おしりのみぬるま湯で洗ってあげてください。

下痢がひどい時の対処法

下痢は体の中の悪いものを外に出そうとする防御反応です。無理に下痢を止めてしまうと腸の中でウイルスや細菌の行き場がなくなり、治りが遅くなることがあります。できるだけ 薬を使わず、水分をとりましょう。

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Q&A

母乳・ミルクは飲ませてもよいですか?
飲ませても大丈夫です。積極的に飲ませてください。
ミルクは薄めた方がよいですか?
ミルクを薄める必要はありません。いつもどおりのミルクを飲ませてください。
食べてはいけない食べ物はありますか?
科学的根拠は十分ではないですが、揚げ物やアイス、炭酸飲料などは避けた方がよいです。

江島多奉

一枝クリニック 副院長 江島多奉

所属学会 日本小児科学会、日本小児腎臓病学会、日本腎臓病学会、日本夜尿症学会
資格 日本小児科学会 小児科専門医、小児慢性特定疾病指定医