下痢の原因は様々ありますが、細菌やウイルスなどの感染が原因です。それらを体の外に排出しようとして、腸の働きが活発になり水分を吸収せずためこむことによって水分の多い便が排泄されます。
下痢になると体の中の水分が失われ、長期間続くと脱水症状になりやすいので注意してください。
① 風邪
② ウイルス性胃腸炎(ノロウイルスやロタウイルス)
③ 細菌性胃腸炎(カンピロバクター菌やサルモネラ菌、病原性大腸菌)
1.元気がなく、ぐったりしている
2.おしっこが出ない
3.水分がとれていない
4.目がくぼんでいる
5.口の中が乾燥している
6.下痢の回数が多い(1 日5 回以上)
受診する際は便をスマホなどで写真を撮って、診察時にお見せください。
①水分
水分は電解質が多い経口補水液がお勧めです。
②食事
食事は制限する必要はないですが、できるだけ消化のよいものを少量ずつ頻回に分けて食べさせましょう。
④ おふろ
下痢がひどく、元気がないときは中止し、おしりのみぬるま湯で洗ってあげてください。
下痢は体の中の悪いものを外に出そうとする防御反応です。無理に下痢を止めてしまうと腸の中でウイルスや細菌の行き場がなくなり、治りが遅くなることがあります。できるだけ 薬を使わず、水分をとりましょう。